いわくら絵本 (2024年)
著者/ 絵 : 瑠璃 文 : 平津豊
文彩堂出版 2750円(税込)
ISBN978-4-86802-021-9 C1771 2024年6月1日
44ページ オールカラーA4版
信仰された岩石を繊細なイラストで綴る『いわくら絵本』が出版されました!!
六甲比命神社に瀬織津姫のイラストを奉納し、一躍話題をさらった奉納画家、瑠璃がついに初の画集を出版しました。
神が降臨する岩石である「磐座」、岩石そのものが神である「石神」など、日本の深い信仰の根源である岩石をイラストで描き、神様や偉人を寄り添わせました。
瑠璃が描く女神たちのイラストは、既に多くのファンを魅了していますが、本画集でもその期待に応える内容となっています。
画集には20箇所の信仰された岩石が収録されており、それぞれのイラストの解説は、イワクラ研究家の平津豊が担当しました。岩石にまつわる人々のストーリーを豊かに語ることで、単なるイラスト集を超えた価値を持っています。また、豊富な知識を基に解説された岩石の歴史や伝説は、イワクラ巡りのお供としても最適です。
繊細なイラストと深いストーリーが織りなす相乗効果が、みなさんを幻想的な世界へと誘います。この画集は、日常を忘れ、心身をリフレッシュさせ、新たな閃きをもたらすでしょう。
見返すたびに新たな発見のある画集となっています。ぜひ、この画集を手元に置き、瑠璃の創作活動を応援してください。
イワクラ学中級編 (2021年)
著者: 平津豊
ともはつよし社 3333円(税別)
ISBN978-4-908878-23-7 2021年5月
203ページ オールカラー四六版(127×188mm)
『イワクラ学初級編』では、定義や解説など、教科書的な内容に終始しましたが、『イワクラ学中級編』では、その応用例として、六甲山をフィールドワークして発見したレイラインや聖線について書いています。六甲山を散策されるときに、参考にしてもらえれば幸いです。
後半では、批判を承知の上で、あえて、岩石遺構はエネルギー施設ではないか、との仮説を提唱しています。この仮説の立証は不十分ですが、これからも、証拠を積み上げていきたいと考えています。
(イワクラハンター 平津豊)
著者は、1987年からホームページ『ミステリースポット』を開設し、その詳細な調査と学術的な視点は好評で、年間5万人が訪れる人気サイトとなっています。
2016年に出版した『イワクラ学初級編』では、「磐座」の定義など、教科書的な内容でした。
本書では、その応用として、著者がフィールドワークした六甲山の岩石遺構(イワクラ)について、綿密に調査した情報から、六甲山のレイラインや聖線を発見したことを報告しています。
また、後半は、巨石遺構の目的について、エネルギー施設ではないか、との仮説を科学的な視点で提案しています。
目次
はじめに
1 イワクラ学初級編のおさらい
2 神戸六甲のイワクラにまつわる謎
2ー1 神戸の神社縁起
2ー2 本住吉神社
2ー3 広田神社
2ー3−1 目神山
2ー3−2 神呪寺と甲山八十八カ所
2ー3−3 六甲比命神社とホツマツタヱ
2ー3−4 六甲比命神社のイワクラ群
2ー4 生田神社
2ー4−1 越木岩神社
2ー4−2 越木岩神社のイワクラ群
2ー4−3 北山公園のイワクラ群
2ー4−4 六甲山神社
2−5 芦屋神社
2−5−1 天穂日命の磐座
2−6 荒深道斉が発見したイワクラ
2−6−1 八尺瓊勾玉のイワクラ
2−7 堡塁岩
2−8 弁天岩
2−9 六甲山に浮かぶ三角形
2−10 保久良神社
2−10−1 保久良神社の磐座
2−10−2 カタカムナ文献と楢崎皐月
2−11 六甲山のレイライン
3 「レイライン」について
3ー1 舟木石上神社の磐座
4 イワクラの目的についての一つの可能性
4−1 空を翔る岩船
4−2 日本ピラミッド
4−2―1 葦嶽山ピラミッド
4−2―2 皆神山ピラミッド
4−2―3 尖山ピラミッド
4−2―4 弥山ピラミッド
4−3 地震光
4−4 圧電効果
4−5 イワクラに選ばれる岩石
4−6 イワクラは古代のエネルギー施設か!?
まとめ
イワクラ学初級編 (2016年)
著者: 平津豊
ともはつよし社 3333円(税別)
ISBN-13:978-4908878084 2016年11月
161ページ オールカラー四六版(127×188mm)
私は、25年前に六甲山中で「剣岩」に出会ってから、なぜこのように人工的に組まれたかのような岩が山の中に忘れ去られているのか、と疑問を抱き、その不思議な魅力にとりつかれてしまいました。私のように、不思議な岩に魅せられた人達は、過去にも現在にもたくさんいます。
この本では、そのような人たちがこの「いわくら」を何と考えていたのか、あるいは現在どのように考えられているのか、について私なりに解釈して説明しました。
また、後半は、私が訪れた「いわくら」をレポート形式で紹介しました。
(イワクラハンター 平津豊)
著者は、1987年からホームページ『ミステリースポット』を開設し、その詳細な調査と学術的な視点は好評で、年間5万人が訪れる人気サイトとなっています。
本書は、岩石遺構の一つである「磐座」の定義、古代祭祀と磐座の関係、磐座と神社神道との関係を解説しています。
また、イワクラ学会の「イワクラ」とは何かを明確に解説するとともに、巨石文明につながる岩石遺構を紹介し、イワクラ学を提唱しています。
後半は、著者が訪れた「いわくら」をレポート形式で紹介しています。
目次
はじめに
1―1 「磐座」という言葉
1―2 「磐境」・「神籬」という言葉
1―3 「神奈備」という言葉
1―4 「石神」という言葉
2―1 「磐座」の分類
3―1 イワクラ(磐座)学会の定義
3―2 A 神の依り代
3―2―1 山上磐座の前で祭祀を行なう時代
3―2―2 山上の磐座より離れ麓に社を建てる時代
3―2―3 人が多く住む場所に神社を建てる時代
3―2―4 山の中の磐座が忘れ去られる時代
3―3 B古代の天文観測装置
3―4 C 古代の道標(ランドマーク・シーマーク)
3―5 D 古代の通信装置
3―6 E 古代の測量基点
3―7 F 結界石
3―8 G モニュメント
まとめ
論文 古代天体観測装置―金山巨石群―
論文 唐人駄場及び唐人石巨石群における人造の可能性
報告 葦嶽山ピラミッド
報告 山添村―星のイワクラ―
著者: 武智 時三郎
※淡路に残るイスラエルの足跡(平津豊)を収録
八幡書店 3800円 (税別)
ISBN-13: 978-4893507440 2016年10月
この本は、昭和28年に『淡路の神秘 エル・エロヘ・イスラエル (淡路古文化開放協會編)解説者武智塩翁、発行人白山義高』として出版され、昭和47年には、『日本学とイスラエル著者武智時三郎、発行者思金鴻秀』として思金書房から出版されました。さらに平成12年に淡路島の成錦堂から改訂版が発行されていましたが品切れとなり、入手できなくなっていました。
この度、淡路島の文化や歴史を保存しようとご尽力されている湊格氏の英断により、八幡書店から復刻されることになったものです。武智時三郎の書籍がこのような形で残っていくことは大変意義のあることだと思います。
私も湊氏のお誘いによりこの復刻に関わらせていただき、たいへん光栄に思っています。
淡路島には、イスラエル人が造った遺跡があります。
私はこの遺跡に興味があり、この遺跡の管理継承者である湊格氏の許可を得て、論文『淡路島に残るイスラエルの足跡』をイワクラ学会などに発表していました。
この遺跡について書かれている唯一の本が『淡路の神秘 ヱル、ヱロヘ、イスラヱル』であることから、今回の復刻に際し、私の論文も収録していただくことになりました。
一方、この本の内容は、武智時三郎が言霊学と数秘術を用いて、日本とイスラエルの宗教を比較したものです。
秘教的言霊学は、中村孝道の『言霊或問』と山口志道の『水穂伝』により始まりますが、武智時三郎は、この2系統の影響を受けながらも独自の理論を展開し、神道霊学の一派を率いました。
数秘術や数霊術に興味のある方は必携かと思います。
(イワクラハンター 平津豊)
いま聖地として巷間で注目を集める淡路島。
その淡路の菰江海岸の旅館四州園の敷地内で古代ユダヤの遺跡が発見されたのは昭和27年のこと。米軍のユダヤ教従軍牧師・ローゼン大佐も現地を訪れ、「神戸新聞」が数回にわたって報道するほどの大騒ぎとなった。
本書は出口王仁三郎から「皇道大本の行者になれ」「淡路の神代村に天井戸を掘れ」と言われた白山義高がこの謎のユダヤ遺跡発掘と関わり、白山の義父である武智時三郎が。古事記や淡路の民間伝承と聖書の暗合と数霊、言霊の観点から、淡路と五十連神(イスラエル)の秘儀について説いた稀書である。
発見された古代イスラエル文化遺跡/生命の樹の道/エデンの園/スサノオとヨセフ/神国シオンとヤコブの家/日本文化史上のアラブの神/常世郷は天都エルサレム/いろは歌とモーゼの蛇の杖 etc.
(八幡書店のホームページより)
武智 時三郎(たけち・ときさぶろう)
1884年生まれ
秘教的言霊学は、中村孝道の『言霊或問』と山口志道の『水穂伝』に始まるが、この2系統の影響を受けながらも独自の理論を展開し、昭和20年代に、神道霊学の一派を率いた。
大本の神業にも深く関わり、岡本天明も師事した。淡路島裏神業を行った白山義高は、武智の女婿にあたる。
著書
武智竹雷(時三郎)、「大祓に秘められたる純粋日本学講義」、大道教壇皇学林(1940)
武智時三郎、「翼賛政治会の驀進すべき皇道政治の目標」、太道教壇六合塾(1942)
武智時三郎、「淡路の神秘エル、エロヘ、イスラエル」、淡路古文化開放協会、(1953)
武智時三郎、「日本学とイスラエル」、思兼書房(1972)
著者: 平津豊
Kindle本 (電子書籍) 350円
ASIN: B00WH7UL7Q 2015年4月
「平家にあらずんば人にあらず」世は平氏の全盛期。成り上がりのエセ貴族が京の町を我が物顔でばっこする。
この平氏に対し、鞍馬山の遮那王(しゃなおう)が暗い野望の牙を砥ぐ。後に義経と名乗る遮那王は、サナトクラマの巨大な力を持て余し、京の町で辻斬りを繰り返していた。
ときを同じくして、奥州より藤原秀衡の命をうけた1人の少年、多陀羅(ただら)が京に上ってくる。多陀羅は、荒法師弁慶、葛城山の一角、刀鍛冶の宗近たちと行動を共にする。
二人の少年がめぐり会うとき、太古に埋もれた神々の記憶が蘇る。
そこに、後白河法皇の魔の手が迫り、その戦いは蛇を崇める龍蛇族と鳥を崇める天孫族との戦いへと転化していく・・・・。
源義経が源平合戦で名を馳せる前の史上に埋もれた異聞録。